最終戦争か 2018 9 2

2018年9月2日の「国際戦略コラム」(No.6021)には、このような記事がありました。

 シリアのイドリブ県は、最後の反政府勢力の拠点であり、
このイドリブに対して、シリア軍とイラン軍、ロシア軍が総攻撃を近々に仕掛ける。
 トルコは、トルコ系住民が多数いるイドリブの攻撃を中止させようと
米軍の協力も得て、ロシアと協議をしているが、
ロシアは、攻撃準備を着々と進めている。
 トランプ大統領は、早期に、
シリアのクルド人地域に展開する米軍を撤退するように指示したが、
マティス国防長官は、クルド人に対してトルコとシリアが攻撃を仕掛けるとして反対して、
今も、米軍は在留している。
 しかし、イドリブが陥落すると、
シリアの次の目標は、クルド人地域の制圧となる。
 トルコ軍も、その時は、シリア・ロシア軍側につくことになる。
この時には、中国軍も参加する可能性がある。
(引用、以上)
 このような紛争に、なぜか、欧州勢が参加していません。
そもそも、中東が混乱する原因を作ったのは、欧州勢でしょう。
 かつて、欧州の列強が、「中東分割」と称して、
勝手に国境線を引いたのが、
現在の中東混乱の原因になっています。
 そういうわけで、「戦争を終わらせる最後の戦争」に、
欧州勢も参加するのが「自然の成り行き」でしょう。
 アメリカとしては、この地域から逃げたいでしょう。
「シェール革命」で、中東の原油は必要なくなったので、
このような戦争に巻き込まれたくないのが本音でしょう。
 しかし、シリアに浸透しているイランを考えると、
イスラエルは、実質的にイランと接しているという状況です。
そうなると、イスラエルは、アメリカを戦争に巻き込みたいでしょう。
 結果的に、アメリカは、戦争に巻き込まれて、
中国や北朝鮮の問題に対処する余裕はないということになるかもしれません。
 もちろん、中国も北朝鮮も、
アメリカが中東の泥沼に巻き込まれるように「工作」するでしょう。
 そうなると、トランプ大統領としては、
「中国や北朝鮮のことは、日本に任せた。
日本は、真珠湾を攻撃するほどの強国だったから、
何とかなるだろう」と思うでしょう。
 トランプ大統領のような年齢では、
第二次世界大戦において、
日本は、アメリカと中国と戦い、
二正面作戦を敢行できた国という印象が強いでしょう。

ユーフラテス川 2018 8 26

ヨハネの黙示録 The Revelation to John

ヨハネの黙示録 9  Revelation 9
 その声は、ラッパを持っている第六の天使に向かって、こう言った。
「大きな川、ユーフラテスのほとりにつながれている
四人の天使を放してやれ。」

The voice said to the sixth angel,
"Release the four angels who are bound at the great Euphrates River!"

 四人の天使は、人間の三分の一を殺すために解き放された。
この天使たちは、その年、その月、その日、その時間のために
用意されていたのである。

The four angels were released;
for this very hour of this very day of this very month and year
they had been kept ready to kill a third of all the human race.

 「ユーフラテス川」とは、
源流は、東トルコにあり、
シリアとイラクを通過した後、ティグリス川と合流し、
シャットゥルアラブ川としてペルシア湾に注ぐ。
(ウィキペディアから引用)
 ところで、日本の聖書からは、
ロシアを連想させる単語は削除されていると、
知人から聞いたことがあります。
 日本にキリスト教が普及し始めた明治時代において、
ロシアは、当時の国民からも政府からも、
恐るべき存在と認識されていたそうです。
当時、ロシアが朝鮮半島を南下してくるという恐怖感があったのです。
 そこで、聖書からロシアを連想させる単語を削除したという話について、
知人から聞いたことがあるのです。



























































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